家族葬について
家族葬って、どんなお葬式?
年々、家族葬を希望される方が増えています。家族葬とは、地域の自治会や故人が勤めていた会社関係、故人が属していた団体の方々などをお呼びせずに、家族や身近な親族、親しい友人などでおこなわれるものです。
家族葬は、家族の数だけ
けれど、「家族葬=安価なお葬式」という先入観を持っておられる方も多く、安く済ませたいという思いから家族葬を選択するケースもあるようです。中には「家族葬でお願いします」と言ったそばから、あちこちに訃報連絡をされる方もおられるようで、お葬式を依頼する際には、家族葬についてのイメージを葬儀社とすり合わせておく必要があります。家族葬は、金額の問題ではなく、規模の問題なのです。
いずれにしても家族葬では、のこされた方々が故人をしのび、感謝の気持ちを表すためにいとなまれることが最も大切です。
トラブルを避けるために
さまざまなトラブルを避けるためにも、次のような点に留意しましょう。
- (1) 故人の強い意思で家族葬をおこなうことを、葬儀前に親戚の人たちへ説明しておく。
- (2) 参列してほしい方に連絡する。
- (3) お葬式のことを知って思いがけない人が駆けつける可能性もあるので、情報もれに注意する。
- (4) 葬儀後、故人の遺志で家族葬をおこない、参列をご遠慮いただいた旨をお知らせする手紙やハガキを送る。故人が前もって文章を考え、自筆しておくことが望ましい。
- (5) 葬儀社から、適切なアドバイスをもらう。
直葬について
お葬式をせずに火葬場へ直行する「直葬」や通夜をとりおこなわない「一日葬」というスタイルもありますが、事前に宗教者への相談が必要となります。
昨今の社会背景を反映して、宗教者を呼ばず無宗教での施行を希望される方、葬儀費用を抑えたい方も増えてまいりました。
クレリでは「身になって一緒に」の精神のもと、そういった方々のご希望に柔軟にお応えさせていただいております。